感慨にふける、９２年サラリーマン時代、仕事終わりに一人がらがらのグリーンスタジアム神戸のライトスタンドから見ていた時はまだイチローは居なかったけど、暫くしてフレッシュオールスターでサイクルヒットを放ちＭＶＰになる少し前から注目していた。名門「阪急ブレーブス」からチーム委譲されたオリックスは初年度こそ上田監督続投で名前もブレーブスを残していたがすぐさま巨人のOBを監督にし名前もあっさり変更し、独自路線を打ち出してきた、阪急時代の遺産で暫くは上位の常連だったが、三連覇目前なのに一向に試合を放送してくれない地元メディアとそれに伴ってもともと巨人や阪神ファンが殆どの兵庫県において日和見なファン離れでがらがらのスタンドに嫌気が差したのかオリックスは有望選手をどんどん排出し、契約金０円選手等で2000年頃にはすっかり弱体チームに変貌していました。それでもチャンスに弱いながらもイチローもいたし、近鉄バファローズアワーの贔屓放送にいらいらしながら（これとたまにやる全国放送のＢＳだけが地元の試合を見る機会という冷遇振り）も応援していましたがイチローも去り、名前も一番ありえないチーム名になり、プロ野球をみなくなって２０年近く、近年は代打とか変な使われ方で物足りなかったが現役を続けているイチローは心の支えでした、長い間楽しませてくれて有難う。