実家の隣の空家に住むことになって五年、貯金の大半を使って購入した家は篤志家の持ち家だったこともあり調度品は良い物がそのまま残されていて利用させてもらっていたが、家のインフラの方はそろそろガタが来はじめるころで（僕が中学生のころだから３５年以上前に建ったと思う）数年前に二階の半分の電気が使えなくなり（殆ど使わないからそのまま放置）６月の初めに水道の検針作業の方から水漏れしているのではと聞かされる。みると指摘どうりパイロットメーターが使ってもいないのに回っており水道料金も二倍近くに跳ね上がっていた（恥ずかしながらここ数ヶ月気が付いていなかった）、直に一箇所外部で水漏れ箇所を発見して補修したが、まだメーターが止まらない、憂鬱な気分のまま軒下に潜り、前の持ち主のシロアリ対策の薬剤跡に真っ白になりながら懐中電灯を照らすと濡れた地面を発見、掘ると塩化ビニールパイプのＲ部分から水が飛んでいた、温水パイプとの並列で補修テープが巻き難かったが、最初漏れていた水も元栓の水量を弱めることにより漏れなくなった、もともと思いっきり開栓してあったので水圧がきつくパイプを傷めていたかもしれない、元栓は開けすぎなくてもそれぞれの水廻の元栓で調整することにより、以前ほどではないが水量を確保できるので水道管を長持ちさせたいなら本管の元栓はホンの少し開けるだけでいいということを学んだ。業者に頼んで漏水調査する前に面倒くさいようでも軒下に潜るのは有りだと思った。