前乗りで兵庫県北部へ、香住の花火大会を堪能した後、海岸線を一山越えてかって東洋一の鉄橋を誇った餘部集落の小さな道の駅で車中泊。最近どの道の駅でもキャンピングカーや僕らのような軽ワゴンが停泊しているが、総じてマナーが良く不愉快な思いをすることは少ないが一台後からやってきた大型ワゴンがアイドリングを夜通ししたせいもあり、寝苦しい夜になってしまった。まぁこんなドライバーに遭遇するのは人生の不運期待値がたった一晩で消化できるからいいと前向きに考えられるからいいのだが、一軒家の隣の駐車場にほぼ毎朝４：５０分にやってきてこちらの目が覚めるまでアイドリングする車には辟易している。僕自身、あまり近所付き合いしないから周囲に迷惑かけているのだろうから強くは言えないが、周辺の環境の事を考えると馬鹿高い家賃を払っても賃貸のほうが良いのかなとも思う。さて、そんな状況だから殆ど寝た気がせず朝を迎えたのだが、ここは一度釣りをしてみたかったところ、早朝５時から道ここから程近い左岸の堤防で持ってきた鰯を餌にブラクリ釣をしてみる、一投目からガシラが釣れ、その後もコンスタントに型の良いガシラが一時間半で６匹釣れ、二匹ほどキープしたところで一旦道の駅まで戻る、起きたばかりの二人を待ってもう一度同じ場所へ、今度は娘に釣らせてみる。ガシラは居れば食いつくので９歳になったばかりの娘にもかかってくれて夢中で釣っていた、一時間ほどで餌がなくなったのでまだアタリはあったが納竿とした。数年前に鉄からRＣに架け替えられたが一時間に一本ほど二両編成で高架を走る鉄道車両は風情があるし、いい所で誕生日を迎えられたと思う。父親のせいで嫁と娘に苦労をかけているが少し返せたかな。事故でなくなった方の慰霊塔に合掌し帰る。